お見合いを控えていると、
「何を話せばいいんだろう」
「会話が途切れたら気まずそう」
「盛り上がらなかったら断られるかも」
と不安になることがあります。
特に、初対面の人との会話が得意ではない人ほど、「何か面白いことを話さなきゃ」と考えてしまうかもしれません。
でも、お見合いは会話力を競う場所ではありません。
大切なのは、1時間ずっと話し続けることでも、相手を笑わせることでもなく、お互いに「もう少しこの人のことを知りたい」と思える時間を過ごすこと。
今回は、お見合いで話しやすい話題や会話を広げるコツとともに、会話が苦手な人にこそ知ってほしい「お見合いの考え方」を紹介します。
お見合いは「会話を盛り上げる試験」ではない
私はこれまで、かなりたくさんの「初対面の人」と話してきました。
学生時代にはキャバクラで働き、その後は保険の営業も経験。自分自身の婚活では、結婚するまでに100人以上の男性と実際に会いました。
仕事として相手と会話をする場面も、恋愛として相手と向き合う場面も、たくさん経験してきたと思います。
その中で感じているのは、「会話が盛り上がった=相性がいい」とは限らないということです。
話題が次々と出て、楽しく話せる相手もいます。
一方で、派手に盛り上がったわけではないけれど、不思議と居心地がよかったり、「もう少しこの人のことを知りたい」と思えたりする相手もいます。
だから、お見合いで「うまく話さなきゃ」と必要以上に構えなくて大丈夫。
結婚相談所のお見合いは、一般的に1時間ほど。
初めて会った相手と1時間話すと考えると、長く感じる人もいるでしょう。
だからといって、最初から最後まで会話が途切れないように頑張る必要はありません。
お見合いの目的は、「会話が上手な人」と評価してもらうことではなく、お互いを知ることです。
「どんなことが好きなんだろう」
「どんな毎日を過ごしているんだろう」
「この人と一緒にいると、自分はどんな気持ちになるんだろう」
そんなことを少しずつ知っていけば十分です。
「盛り上げなきゃ」ではなく、
「この人のことを少し知ってみよう」
くらいの気持ちで向き合うと、会話もずっと自然になります。
まず用意しておきたい3つの話題
何も準備せずにお見合いへ行くと、緊張した瞬間に頭が真っ白になることもあります。
そんなときのために、話しやすい話題をいくつか用意しておくと安心です。
1.仕事や普段の過ごし方
仕事の内容を細かく聞くというより、
「普段はどんな働き方なんですか?」
「忙しい時期ってありますか?」
など、日常を知るような質問から始めると自然です。
ただし、勤務先や収入など、初対面では答えづらいことまで無理に聞く必要はありません。
2.休日の過ごし方や趣味
休日の話は、お見合いでも広げやすいテーマです。
たとえば相手のプロフィールに「映画鑑賞」と書いてあったら、
「映画がお好きなんですね」
だけで終わらず、
「最近観てよかった作品ありますか?」
「映画館で観る派ですか?家でゆっくり観る派ですか?」
と少しだけ広げてみます。
趣味そのものが同じでなくても大丈夫。
「何をしているか」から、その人が何を楽しいと感じるのかを知ることができます。
3.これからの暮らしのイメージ
いきなり細かな結婚条件を確認する必要はありませんが、結婚を前提とした出会いだからこそ、将来の暮らしについて話すこともできます。
「休日は家でゆっくりするのと出かけるの、どちらが好きですか?」
そんな何気ない質問からでも、生活のイメージや価値観は少しずつ見えてきます。
プロフィールは「質問リスト」ではなく会話のきっかけに
お見合い前には、相手のプロフィールを読んでおきましょう。
ただし、
趣味は?
仕事は?
休日は?
好きな食べ物は?
と順番に質問すると、どうしても面接のような会話になりやすくなります。
ポイントは、相手の答えの中から次の話題を見つけること。
「旅行が好きです」
と言われたら、
「どこへ行くんですか?」
だけでなく、
「旅行先ではゆっくりする派ですか?いろいろ回りたい派ですか?」
と聞けば、その人らしさが少し見えてきます。
そして質問したら、自分の話も少し返してみましょう。
質問→回答→質問ではなく、
質問→相手の話→自分の話→また相手の話
というキャッチボールを意識すると、自然な会話になりやすくなります。
沈黙になっても、焦らなくていい
会話が数秒止まると、
「何か話さなきゃ!」
と焦ってしまうことがあります。
でも、初対面同士なら少し間ができるのは珍しいことではありません。
飲み物を一口飲んで、
「そういえばプロフィールに○○がお好きって書いてありましたね」
と別の話題に移ってもいい。
それでも話題が思いつかなければ、
「ちょっと緊張しちゃいますね」
と素直に言ってしまうのもひとつです。
相手も緊張しているかもしれません。
沈黙したことよりも、その瞬間にお互いがどう接するかのほうが、その人らしさを知るきっかけになることもあります。
自分ばかり質問する・話しすぎるを防ぐには
緊張すると、人によって反応は分かれます。
質問ばかりしてしまう人もいれば、自分のことをずっと話してしまう人もいます。
どちらの場合も、ときどき相手の表情を見てみましょう。
楽しそうに話しているなら、その話をもう少し聞いてみる。
短い返事が続いていたら、違う話題に変えてみる。
自分が話したあとは、
「○○さんはどうですか?」
と返してみる。
完璧に「5:5」で話す必要はありません。
二人で会話を作っている感覚があれば十分です。
「相手にどう思われた?」より確認したいこと
お見合いが終わったあと、
「変なこと言わなかったかな」
「相手は楽しんでくれたかな」
「また会いたいと思ってもらえたかな」
と、相手からの評価ばかり気になってしまうことがあります。
もちろん、相手への配慮は大切です。
でも、婚活で忘れたくないのは、あなた自身も相手を選ぶ側だということ。
「私は楽しかった?」
「もう少し話してみたいと思った?」
「無理をせずに話せた?」
「この人のことを、もう少し知ってみたい?」
そんなふうに、自分の気持ちにも目を向けてみてください。
一度のお見合いだけで「結婚相手として正解か」を判断する必要はありません。
「もう一度会ってみたい」
そう思えたなら、それも十分に次へ進む理由になります。
まとめ|自分が「もう一度会いたい」と思えたかも大切
お見合いで大切なのは、会話を完璧に盛り上げることではありません。
話しやすい話題を少し準備して、相手の話に興味を持って、自分のことも少しずつ伝える。
それだけでも、お互いのことは見えてきます。
そして、お見合いが終わったら、
「相手に気に入ってもらえたかな?」
だけではなく、
「私は、この人ともう一度話してみたい?」
と自分にも聞いてみてください。
婚活は、誰かに選んでもらうためだけのものではありません。
自分がどんな人と、どんな毎日を過ごしたいのか。
その未来を、自分自身で選んでいく時間でもあります。

