節約するなら何から?「削りたくないお金」を先に決めることにした

お金・ライフプラン

前回、「贅沢しているつもりはないのに、なぜかお金がない」という話を書きました。

スーパーでは値段を見て牛肉をやめて豚肉や鶏肉を選ぶ。

特別なものを買っているわけではないのに、レジに行くと思っていたより高い。

そこに家賃や光熱費、日用品、子どもにかかるお金……。

普通に暮らしているだけのつもりなのに、毎月いろいろなお金が出ていきます。

そこで、

「ちゃんと節約しなきゃ」

と思ったのですが、ふと疑問に思いました。

何から削ればいいんだろう?

食費?

外食?

休日のお出かけ?

全部を少しずつ我慢すれば、確かにお金は残るかもしれません。

でも、それをずっと続けたいかというと、なんだか違う。

そこでわが家では、「何を削るか」を考える前に、「何にはお金を使いたいか」から考えてみることにしました。

節約しようとすると、食費から削りたくなる

家計を見直そうと思ったとき、最初に気になったのが食費でした。

スーパーで買い物をするたびにお金を使うので、

「もっと安いものを選べるかも」

「今週は買いすぎたかな」

と気づきやすいんですよね。

実際、牛肉を買わずに豚肉や鶏肉を選んだり、安い野菜を選んだりすることはあります。

でも、食費をどこまでも削っていくのには限界があります。

毎日食べるものだから、安ければ何でもいいわけではありません。

特に子どもがいると、野菜や魚、肉、果物など、できるだけいろいろなものを食べてほしい。

そう考えると、

「食費が高い=もっと削らなきゃ」

だけで考えるのは違う気がしました。

「使いすぎ」と「大切にしたい支出」は違う

家計簿を見ると、数字は全部同じ「支出」です。

5,000円使えば、何に使っても5,000円。

でも、自分にとっての価値は同じではありません。

ほとんど使っていないサービスに毎月払っている5,000円。

家族で出かけて楽しかった日の5,000円。

数字だけを見れば同じです。

でも、私なら後者まで「無駄遣いだから削ろう」とは思いません。

家計を見直すなら、金額だけではなく、

「これは自分たちにとって必要なお金?」

と考えることも大切なんじゃないかと思うようになりました。

子どもとの時間に使うお金は、できるだけ削りたくない

私が特に削りたくないと思ったのが、家族で過ごすためのお金です。

休日のお出かけ。

子どもと一緒に楽しむ体験。

たまには家族で外食すること。

もちろん、毎週たくさんお金を使って遊びに行く必要はありません。

公園に行けばほとんどお金を使わずに楽しめる日だってあります。

それでも、

「お金がもったいないから、どこにも行かない」

という暮らしにはしたくありません。

子どもが小さい時期は今だけです。

将来のためにお金を残すことも大事だけれど、今の家族との時間に使うお金も大切にしたい。

これは、家計を見直すときにも忘れたくないと思っています。

時間を作るためのお金も、全部は削らない

もうひとつ、削りすぎたくないのが時間を作るためのお金です。

便利な家電やサービスは、自分でやればお金を使わずに済むこともあります。

でも、自分で全部やれば、その分だけ時間が必要です。

家事を少し任せられて、その時間を家族と過ごせる。

疲れている日に無理をしなくて済む。

そういうものなら、単純に「なくても生活できるから無駄」とは考えないようにしたいと思っています。

お金だけを見ると節約できても、その代わりに自分の時間や余裕がなくなってしまったら、私にとってはあまり嬉しい節約ではありません。

じゃあ、どこを見直す?

「削りたくないお金」が見えてくると、逆に見直したいものも少し分かりやすくなりました。

たとえば、

  • ほとんど使っていないサブスク
  • なんとなく払い続けている固定費
  • 同じようなサービスへの重複した支払い
  • 惰性で買っているもの
  • 「安いから」という理由だけで買って、結局使わないもの

こういう支出です。

食費を毎日100円ずつ削るより、使っていないサービスを一つ解約したほうが、生活の満足度を下げずに済むかもしれません。

だから次は、食費を細かく削る前に、毎月自動的に出ていっているお金=固定費を一度全部書き出してみようと思っています。

「使わない」より「選んで使う」

以前の私は、節約というと、

できるだけお金を使わないこと

だと思っていました。

でも今は、

自分にとって大切ではないものへの支出を減らして、大切なものに使えるお金を残すこと

なのかもしれないと思っています。

食費もゼロにはできない。

家賃も必要。

子どもとのお出かけも楽しみたい。

将来のための貯金もしたい。

全部を叶えるのは簡単ではありません。

だからこそ、

「これは大切」

「これはなくても困らない」

と、自分たちで選んでいく。

そうすれば、ただ我慢を続ける節約よりも長く続けられそうです。

まとめ|家計を見直す前に「残したいもの」を決める

贅沢しているつもりはないのに、お金が残らない。

だからといって、生活のすべてを少しずつ削っていくのは違うと思いました。

食べたいもの。

子どもとの時間。

家族で出かけること。

自分の時間や余裕を作ってくれるもの。

何を削るかより先に、「これは残したい」と思えるものを決める。

そうすると、見直すべきお金も少しずつ見えてくる気がします。

節約すること自体が目的ではありません。

今も楽しみながら、未来のためのお金も残す。

そのために次は、わが家で毎月何にお金を払っているのか、まず固定費から整理してみようと思います。

▶︎「贅沢してないのにお金がない。」東京で普通に暮らすだけなのに家計が苦しい

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