「今月、何にこんなにお金使ったんだろう?」
給料が入って、家賃やカードの支払いがあって、スーパーで食材を買って。
特別な買い物をした記憶はないのに、気づけば「今月もあんまり残らなかったな」と思う。
ブランド品を頻繁に買っているわけでもない。
毎週高級なレストランに行っているわけでもない。
ものすごく贅沢な暮らしをしているつもりもない。
普通に生活しているだけなのに、なんでこんなにお金がないんだろう。
最近、そんなことをよく考えるようになりました。
東京で暮らして、子どもを育てて、仕事をして、ご飯を作る。
今回は、そんな「普通の暮らし」にかかるお金について、一度ちゃんと考えてみようと思います。
スーパーに行くたび「高くなったな」と思う
最近、スーパーに行くと本当にいろいろなものが高い。
野菜、肉、魚、卵、牛乳、果物。
どれも特別なものではなく、毎日の食卓に並ぶものばかりです。
わが家では、スーパーで牛肉を買うことがかなり減りました。
「今日は牛肉にしようかな」と売り場を見るものの、
高いな……じゃあ豚肉にしよう。
そんな感じで、自然と豚肉や鶏肉を選ぶことが増えました。
別に「今月から牛肉禁止!」と節約ルールを決めたわけではありません。
値段を見ていたら、なんとなく手が伸びなくなっただけ。
それでも、野菜を入れて、豚肉や鶏肉を入れて、卵や牛乳、子どもが食べる果物などをカゴに入れてレジへ行くと、
「え、こんなにするの?」
と思うことがあります。
レシートを見返してみても、高級食材なんて入っていません。
並んでいるのは、いつもの食材ばかり。
贅沢しているわけではないのに、「普通に食べる」ためのお金が以前よりかかるようになった。
そう感じています。
これは単なる感覚だけでもありません。
総務省の消費者物価指数を見ても、東京都区部の物価は2020年と比べて上昇しています。
だから、「最近スーパー高くない?」と感じること自体は、不思議なことではないんですよね。
東京で暮らすと、まず家賃が大きい
そして、東京で暮らしていると大きいのが家賃です。
毎月必ず出ていく固定費なので、
「今月ちょっと使いすぎたから、家賃を1万円減らそう」
なんてことはできません。
もちろん、もっと安い家に引っ越すという選択肢はあります。
でも仕事や保育園、通勤時間、周辺環境、家族で暮らすために必要な広さなどを考えると、家賃だけを基準に住む場所を決められるわけでもありません。
家賃を払って、
光熱費を払って、
スマホやインターネット代を払って、
保険などの固定費を払う。
そこから食費や日用品代がかかります。
一つひとつを見ると「ものすごい贅沢」ではありません。
でも全部合計すると、かなりの金額になります。
子どもが生まれると「削りたくないお金」も増えた
子どもが生まれてからは、お金についての考え方も少し変わりました。
もちろん、できるところは節約したい。
でも、何でも削ればいいとは思わなくなりました。
子どもに食べてもらいたい果物。
必要な洋服や靴。
休日に一緒に出かけるお金。
家族で過ごす時間のためのお金。
一つひとつは小さくても、子育てにはいろいろなお金がかかります。
でも、私はここを全部「無駄遣い」として削りたいわけではありません。
子どもが小さい今の時間は、あとからお金を出しても戻ってこないからです。
もちろん家計とのバランスは必要。
それでも、
貯金するために、今しかない家族の時間を全部我慢する。
そんな暮らしがしたいわけでもありません。
「お金がない=浪費している」とは限らない
「お金が貯まらない」と検索すると、
コンビニに行かない。
外食を減らす。
サブスクを解約する。
固定費を見直す。
そんな節約方法がたくさん出てきます。
もちろん、無駄な支出があるなら見直すことは大切です。
でも最近思うのは、
お金が残らない=浪費している
とは限らないということ。
総務省の家計調査では、2026年5月の二人以上世帯の消費支出は、1世帯あたり月320,345円でした。
前年同月と比べると、名目では1.3%増えています。
もちろん、これは全国のさまざまな年代・家族構成を含めた平均なので、「わが家も32万円あれば生活できる」という意味ではありません。
住んでいる地域も違えば、家族構成も違う。
それでも、普通の家庭が生活するために毎月かなりのお金を使っていることは分かります。
「自分が浪費家だからお金がない」と決めつける前に、今の生活に実際いくら必要なのかを知ることのほうが大切なのかもしれません。
だから一度、わが家のお金をちゃんと見てみることにした
とはいえ、
「物価が高いんだから仕方ない!」
で終わってしまったら、お金は増えません。
これから子どもが大きくなれば、今とは違うお金も必要になってきます。
教育費も考えたい。
家族で旅行にも行きたい。
老後のお金も必要。
そして、働き方だってずっと同じとは限りません。
だからまず、
わが家は普通に生活するために、毎月いくら必要なのか。
ここをちゃんと知るところから始めてみようと思います。
家賃はいくら。
食費はいくら。
日用品はいくら。
固定費はいくら。
子ども関連はいくら。
娯楽にはいくら使っているのか。
そして、その中に
「なくても困らないお金」
と
「これからも大切にしたいお金」
が、それぞれどのくらいあるのか。
全部を一律に削るのではなく、一度整理してみたいと思っています。
節約の目的は「お金を使わないこと」じゃない
家計について考え始めると、
「もっと節約しなきゃ」
と思ってしまいます。
でも、お金を一切使わなければ幸せになるわけでもありません。
私が目指したいのは、
使わない暮らしではなく、自分たちが大切にしたいことにお金を使える暮らし。
牛肉が高ければ豚肉にする。
必要のない固定費があれば見直す。
あまり使っていないものにはお金を払わない。
その代わり、
家族で行きたいところには行く。
子どもとの時間も大切にする。
将来のためのお金も少しずつ残す。
そんなふうに、何にお金を使うかを自分たちで選べるようになりたいと思っています。
普通に暮らしながら、未来のお金も残したい
「贅沢してないのに、なんでこんなにお金がないんだろう。」
この記事を書き始めたのも、そんな疑問がきっかけでした。
スーパーでは牛肉を見送って豚肉を買う。
特別高級なものを買っているわけでもない。
それでも食費はかかる。
東京で暮らせば家賃もかかる。
子どもがいれば、削りたくないお金もあります。
だからこれから、この「お金・ライフプラン」カテゴリーでは、
わが家のお金を実際に見直しながら、普通に暮らしつつ未来のお金も残す方法を考えていきたいと思います。
節約すること自体をゴールにはしません。
今を楽しむお金も、未来のためのお金も大切にする。
そして、
「何にお金を使うか」
「これからどんな暮らしをしたいか」
を自分で選べるようになる。
お金について考えることも、未来を自分で選ぶためのひとつなのだと思います。
Choose Your Future.


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