婚活で「もっといい人がいるかも」と思ったら?結婚相手を決められないときの考え方

婚活・恋愛

婚活をしていると、目の前の相手に大きな不満はないのに、「もっと自分に合う人がいるかもしれない」と考えてしまうことがあります。

会える人数が増えるほど、年収や年齢、見た目、趣味などを比べやすくなります。

次の人なら、今より条件が合うかもしれない。もう少し続ければ、もっと迷わず好きになれる人に会えるかもしれない。

そんな期待が浮かぶのは、不自然なことではありません。

ただ、比較を続けるうちに、目の前の相手と過ごしたときの自分の気持ちが見えにくくなることもあります。

「もっといい人」を探したくなったときは、無理に決断を急ぐ必要はありません。

まずは、今の相手に気になることがあるのか、それともまだ見ぬ誰かへの期待で迷っているのかを分けて考えてみましょう。

婚活を続けるほど「もっといい人」が気になることがある

婚活では、プロフィールを見ながら多くの人と出会えます。

普段の生活より選択肢が多いからこそ、一人と向き合っている最中にも、別の可能性が目に入りやすくなります。

誰かと会ったあとに、

  • もう少し年収が高い人のほうが安心できるかも
  • もっと話が盛り上がる人がいるかも
  • 次の人なら最初から強く惹かれるかも

と感じることもあるでしょう。

もちろん、違和感を無視して今の相手を選ぶ必要はありません。

一方で、「次ならもっと」と考え続けるだけでは、どこまで出会っても決め手が見つからない場合があります。

たくさん会うことと、比較し続けることは違う

出会いを増やすこと自体は、悪いことではありません。

自分がどんな人と心地よく過ごせるのかは、実際に会って初めて見えてくることも多いからです。

IBJが2025年の成婚者19,112人を分析したデータでは、代表的な成婚者のお見合い回数は男女ともに11回でした。成婚した人は、ある程度の出会いを重ねたうえで相手を見極めていたことがわかります。〖公式〗結婚はIBJ|マッチングから結婚相談所まで選べる婚活

ただし、これはIBJの結婚相談所ネットワークで成婚した人の活動データです。「11人に会えば結婚できる」「11人で決めるべき」という意味ではありません。

大切なのは、会った人数よりも、一人ひとりとの時間から自分の気持ちを知ることです。

条件表の点数だけで比べるのではなく、”この人といる自分はどうだった?”と振り返ることで、出会いが判断材料に変わっていきます。

「もっといい人」を探したくなったら確認したいこと

今の相手に、本当に気になる部分がある?

まずは、今の相手に対して引っかかっていることを具体的にしてみましょう。

価値観が大きく違う。話を聞いてもらえない。将来について話したとき、望む生活が合わなかった。会うたびに無理をしている。

理由が言葉にできるなら、それは漠然とした迷いではなく、今の関係を考えるための大切な感覚です。

反対に、嫌なところは思い浮かばないのに「ほかにもいるから」と迷っているなら、次の人を探す前に、もう少し今の相手を知る時間を持ってもよいかもしれません。

「次ならもっと」と期待していない?

まだ会っていない人には、欠点が見えません。そのため、目の前の相手よりも魅力的に想像しやすくなります。

次の人はもっと会話が合うかもしれない。もっと条件がいいかもしれない。もっと自然に好きになれるかもしれない。

可能性はあります。でも、その人にも実際に会えば、自分とは違う部分が見えてきます。

完璧な人が現れるまで探し続けるより、自分にとって大切なことを満たし、違いがあったときに話し合える相手かどうかを見てみましょう。

条件ではなく「一緒にいる自分」を見てみる

相手の条件ばかり見ていると、自分の感覚が置き去りになりやすくなります。

  • 自然に話せた?
  • 自分の意見を言えた?
  • 相手のことをもう少し知りたいと思った?
  • 次に会う約束を想像したとき、少しでも楽しみ?
  • 困ったときに話し合えそう?

強いドキドキがなくても、「また話したい」「一緒にいると落ち着く」という気持ちが、関係の始まりになることもあります。

プロフィールの人気と、会ったあとの相性は同じではない

IBJ結婚みらい研究所が2026年10月に公表した分析では、プロフィール上で多くの申し込みを受ける男性の交際移行率が34.3%だったのに対し、男性全体では40.0%でした。〖公式〗IBJ結婚みらい研究所

この結果だけで個人の相性を判断することはできませんが、プロフィール上の人気と、実際に会ったあとに選ばれることは同じではないとわかります。

年収や学歴、見た目などは、相手を知る入口の一つです。

でも、会話の心地よさや振る舞い、価値観の違いへの向き合い方は、プロフィールだけではわかりません。

「もっと条件のいい人」を探す前に、目の前の相手と実際に過ごして感じたことも大切にしてみてください。

完璧な人より「この人となら」を考える

結婚相手を選ぶとき、すべての条件が理想どおりの人を探したくなることがあります。

でも、結婚生活には、プロフィールに書かれていない時間がたくさんあります。

疲れて帰った日の会話、休日の過ごし方、お金の使い方、意見が違ったときの話し合い。

そうした日常を一緒につくっていけるかは、条件の数だけでは決まりません。

迷ったときは、「この人が一番条件のいい人か」ではなく、こんなふうに考えてみてください。

この人となら、どんな毎日をつくっていけそう?

その未来を思い浮かべたとき、安心できるのか、無理をしているのか。

自分の感覚に耳を傾けると、選びたい方向が少しずつ見えてきます。

結婚相手を選ぶことは、自分の未来を選ぶこと

婚活では、相手から選ばれるかが気になりがちです。

でも、自分も相手との未来を選ぶ側です。

今の相手を選ばなければいけないわけでも、次を探し続けなければいけないわけでもありません。

今の相手に気になることがあるなら、具体的に確かめる。もっと知りたいと思うなら、もう一度会う。まだ見ぬ誰かへの期待だけで迷っているなら、目の前の相手といる自分を振り返る。

「もっといい人がいるか」より、「私はこの人と、どんな未来を選びたいか」。

その問いに戻ることで、誰かの条件ではなく、自分の気持ちを基準に婚活を進められるようになります。

あなたは結婚相手と、どんな日常を一緒につくりたいですか?

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